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さり気にポールの才能が爆発する「バック・トゥ・ジ・エッグ」

Back to the EggBack to the Egg
Wings


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 これまでこのBlogではジョン・レノンやビートルズのことは書いても、ポール・マッカートニーについてはあまり触れてこなかった。もちろん、嫌いではない。未だにビートルズの名曲の数々を聴くと、ポールは天才的なメロディーメーカーだと思う。
 ビートルズを聴き始めた頃、まずポールのファンになった。ロック初心者にはジョンよりもポールのほうが分かりやすかったからだ。ソロアルバムにしても「ジョンの魂」よりも「バンド・オン・ザ・ラン」のほうが好きだったし、アルバム以外にも「アナザー・ディ」「マイ・ラブ」「ハイ・ハイ・ハイ」「007死ぬの奴らだ」あたりのシングル盤も揃えた。

 しかし、いつしかポールと距離を取るようになった。ちょうどパンクが出てきて、シンプルで勢いのあるロックばかり聴いていると、ポールの曲は時に甘すぎる砂糖菓子ようで、刺激が感じられなくなったのだ。
 さらに決定的な出来事があった。1980年の大麻所持による来日公演中止だ。チケットも完売し、成田空港まで来たのに、税関で大麻所持が発覚して強制送還。待ちわびた来日公演はあっけなく中止になった。ファンとしてみれば「ポール、何てことをするんや!苦労してチケットを手に入れたのに」である。
 おまけに直後にリリースされた「McCartney II」には「FROZEN JAP(冷たい日本人)」なんて曲があって、ポールのことがますます分からなくなってしまった。以来、新曲はラジオなどで耳にしながらも、ポールとは微妙な距離を感じたままなのだ。

 そんな個人的な感情は抜きにして、未だに好きなアルバムが「Back to the Egg」。ウイングス名義ではラストアルバムになり、セールス的にも失敗に終わったが、内容的には悪くない。いや、これは隠れた名盤だ。
 リリース当時の売りはピート・タウンゼンド、デイヴ・ギルモア、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、ロニー・レインなどが参加したロックミュージシャンによるオーケストラの「ロケストラ」による「Rockestra Theme」と「So Glad to See You Here」が収録されていることだったと思う。
 しかし「ロケストラ」は少し期待外れだった。あくまでもロックオーケストラであって、ピート・タウンゼンドのぶち切れたギターソロやジョン・ボーナムのヘビーなドラミングなど、個人のインタープレイが楽しめるわけではないのが残念なところ。

 でも、曲自体はポールのソロアルバムの中でも粒ぞろい。ぼくは「Band on the Run」にも匹敵するのではないかと思っている。中でも好きなのが「Arrow Through Me」。曲に漂うなんともいえぬ浮遊感がたまらない。
 さらに良いのが「After the Ball~Million Miles」と「Winter Rose~Love Awake」のメドレー2連発。ここが「Back to the Egg」の一番の聴きどころかもしれない。ポールの才能がさり気に大爆発しているところが、ホントに素晴らしい。

| ビートルズとその周辺 | 11:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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