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ボニー・レイット、変らないことの素晴らしさ

 少し前、ボニー・レイットの久々のニューアルバムがリリースされた。

B006R1T40ISlipstream
Bonnie Raitt
Redwing Records 2012-04-10

by G-Tools

 タイトルは「スリップ・ストリーム」と勇ましいけれど、このアルバムには良い意味で変らないボニー・レイットがいた。



 1曲目のファンキーな「USED TO RULE THE WORLD」に、心をググッとつかまれ、ラストの「GOD ONLY KNOWS」までの全12曲。すべてに例のボニー節が冴え渡るから、リリースから数ヶ月が経っても、CDプレイヤーの近くに置いて愛聴している。
 個人的には2曲のボブ・ディランのカバーがツボ。ボブの中でも最近の曲を選ぶあたりが、実に心憎い。

 デビューから40年、既に還暦を過ぎたボニー・レイットだが、妙に若作りをしないあたりもステキだ。いつもの声とスライドギターでぶっ飛ばし、時にはしっとりと歌い上げるニューアルバムには、デビューアルバムの「Bonnie Raitt」や2枚目の「Give It Up」あたりと変らない心地よさがある。
 このアルバム、聴き込むほどに良さがにじみ出てくる傑作だと思う。

| ロックの名盤 | 18:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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マディ・ウォーターズとブルースの息子たち

 前のエントリーにも書いたけれど、先月から3日に2回のペースでランニングしている。走る距離はその日の調子によって6~8キロだが、先月は積算すると100キロ以上を走ったことになる。
 走り始めたのは2年前からだが、これまでは月に10回程度だったので、体重や体型もそれほど変らなかった。でも、月に100キロも走ると、特に食事を制限しなくても体重が落ち始め、数十年ぶりに70キロを下回って、お腹もへっこんできた。

 そして、走って汗をかいた日の夜は、風呂上りのビールがうまい。
 普段はキリンのビールを飲んでいるけれど、ベロマークにつられて、サントリーの「ローリング・ホップ」を買ってみた。

サントリーのローリング・ホップ

 実際に飲んでみると、苦味が少なくって、ビールを使ったカクテルっぽい味なのだ。缶のデザインはストーンズ・ファンにはたまらないものがあるけれど「クリアティストの新ジャンル」のお酒は、ビールとして飲もうと考えていると、ちょいと切れ味が足りないかも。
 苦味が少なくって、妙に軽いお酒は、ある意味で最近のストーンズっぽいといえなくはないけれど・・・・。

 
 しかし、そんなストーンズのアーカイブ倉庫からは、こんなにも貴重な映像が出てくるから、奥が深い。



 1981年、北米をツアー中のストーンズが、シカゴでマディ・ウォーターズのライブに飛び入り(どうしてカメラがあったのか、なーんて詮索しては野暮ですね)した時の貴重な映像のお蔵出しDVD「ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ・シカゴ 1981」だ。

B00865S3L4ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ・シカゴ 1981【初回限定盤DVD+2CD/日本語字幕付】
ワードレコーズ 2012-07-04

by G-Tools

 昔からブート映像では有名なライブなので、何度か断片的に見たことはあったが、初回限定盤を手に入れてみると、鮮明な画像と音に驚いた。
 すでに大物中の大物だったストーンズも、マディの前ではかわいらしいブルースの息子たちに見えちゃうあたりも微笑ましい。

 どうしても、ストーンズばかりにフォーカスがあたってしまうが、このライブの1年半後に亡くなったマディ・ウォーターズの最晩年の姿を捉えた映像として、とても貴重。このDVD、さわやかなクリアティストのお酒ではなく、苦みばしったホンモノのビールです。

| ローリング・ストーンズ | 10:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久しぶりの更新、そのわけ

 気がつけば、ほぼ1カ月ぶりの更新になったけれど、春先のように、転んで骨を折ったというわけではない。
 昨年のように、仕事の合間をみて走り始めると、メシがうまくて、体も快調。やがて、走るペースが2日に1回から3日に2回になったせいか、遊びでPCに向かう時間が少なくなってしまったのだ。


 さらに、こんなのにもハマって・・・・。

量産型ガンキャノン

 通称ガンプラで、写真は量産型のガンキャノン。
 実は子どもの頃からプラモが大好きで、数年前から暇な時にガンダムのプラモデル=ガンプラをたまに作っていた。そして「手のリハビリに細かな作業でもするか」と再び作り始めてみたら、どうにもとまらなくなり、この1カ月で5体のガンプラを作ってしまった。
 
 単に組み上げるだけではなく、仕上げの段階でエレキギターのレリック加工のようなウエザリングという汚し塗装をするのも楽しいから、さらにPCに向かう時間がなくなり・・・・。

 とはいえ、音楽を忘れたわけではなく、プラモ作りのかいもあってか、エレキギターはほぼ骨折以前に近い状態で弾けるようになった。
 さらに、お気に入りの歌手もひとり増えた。ルーマーというイギリスのシンガーソングライターだ。



 2010年にリリースされたファーストアルバム「シーズンズ・オブ・マイ・ソウル」に収録されている「グッバイ・ガール」は、ぼくが高校生の時に観た映画の主題歌。そして、彼女の歌声や音作りからは70年代の香りがプンプンと漂ってくる。新しいのに、懐かしい音の肌さわりが、ツボにはまってしまい、最近の仕事のBGMは彼女の2枚のCDが中心になっている。

 このルーマーについては、次のエントリーでさらに詳しく書くつもりです。

| BEATな話題 | 22:42 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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復活、グレコのMR

 先日、リットーミュージックポートを見ていると、こんな記事があった。

・グレコのオリジナル・モデル"MR"が復活

 このMRが誕生した1975年ごろ、国産のエレキギターは黄金時代を迎えようとしていた。
 当時、フェンダーやギブソンといった輸入物のギターは、まさに高嶺の花。楽器店に置いてあったとしても、かぎ付きのガラスのショーケースの向こうにあって、普通の少年には決して手の届かない代物だった。

 その代わりのギターになったのが国産のコピーモデルで、グレコやトーカイ、フェルナンデスといったメーカーが、いかにして本物に近いストラトキャスターやレスポールを作るかで競い合っていた。


 そんな時代に、ぼくはエレキギターを始めた。
 もちろん、インターネットなどはないので、ギターの情報は雑誌や楽器の店先で集めるしかない。そして、多くのギター少年があきることなく見つめていた一番の情報源が、各メーカーのカタログだ。
 レコードジャケット型のフェルナンデスの大判カタログ、オールドギターの構造と素材に関するウンチクを詰め込んだトーカイのカタログなどが、今でも記憶に強く残っている。

 もちろん、グレコのカタログも繰り返し読んだけれど、MRに関する印象は「値段の割に、地味なギター」だったような気がする
 カタログを見つめ、買えもしないギターについて熱く語り合っていた友達の間で、MRは「おたふく」と呼ばれていた。テールピースの関係で、ギターの下部にパーツが少なかったせいか、下ぶくれのギターに見えたからだろう。

 でも、あれから30年以上が経過して、こちらのページなどで当時のMRを見ると、シンプルなのにふくよかで気品のあるデザインに感じられる。

 ぼくは「エレキギターにとって大切なのは、まず見た目と色」と思っているのだが、このMRからは太くて甘いいい音が出てきそうな気がする。
 そういえば、今は大好きなテレキャスターだって、30年前は「カントリーのオヤジが弾く、地味なギター」と思っていたのだから、ギターに関する印象なんて、歳の経過と共に変るものだ。


 7月に発売予定の復活版のMRを買うことはないと思うけれど、いつものリサイクルショップに、ぼくらが「おたふく」と呼んでいた時代に作られたMRが並んでいたら、手が伸びちゃうだろうな。

 ちなみにグレコのMRは「ミスター」の意味ではなく、バッドカンパニーのミック・ラルフスのイニシャルからのネーミング。このギターは、彼のシグネチャーモデルとして発表されたからだ。

 最後に、バッドカンパニーといえば、この曲の「Can't Get Enough」を。



 残念ながら、ミック・ラルフスはMRを弾いていないけれど、70年代のロックの匂いがプンプン漂ってくる名曲だ。

| エレキギター、再び | 10:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちょっとロックな、ユニクロのTシャツ

 今日の世間は金環食の話題ばかりだが、ここでは夏に太陽の下で着るTシャツの話を。

 毎年、ユニクロでは膨大な種類のTシャツが発売されている。
 これまでも何枚かは買ったことがあるけれど、今年のラインアップにはロックっぽいものがいくつか混じっていたので、昨日3枚もまとめ買いしてしまった。

 ユニクロの定番、企業コラボTシャツにはフェンダーが登場。

フェンダーTシャツ

 黒地のTシャツに、フェンダーのロゴと小さなストラトがプリントされている。
 ぼくとしてはシンプルにフェンダーのロゴだけのほうが良いが、セール価格の990円だったので購入。

 その隣には、アイバニーズのTシャツもあった。

アイバニーズTシャツ

 ロゴの色合いが夏っぽくって、さわやかだったので、こちらも買い物かごへ。
 ちなみにアイバニーズではコラボTシャツの発売を記念して、ユニクロのロゴの入ったギターを製作。ウエブから応募をすれば、抽選で3名にプレゼントされるそうだ。

 さらに、こんなTシャツも買った。

ウッドストックTシャツ

 「いい歳して、スヌーピーのTシャツもなあ」とも思うのだが「talk is cheep」のロゴに惹かれてしまった。

 このTシャツのどこがロック的なのか、ストーンズ・ファンの方ならお分かりだろう。キース・リチャーズの初ソロアルバムにして、名盤の「Talk Is Cheap」と同じなのだ。
 
B000000WGLTalk Is Cheap
Keith Richards
Virgin Records Us 2007-08-24

by G-Tools

 よく見りゃ「Cheap」が「Cheep」で一文字違いだけど、黄色い鳥のウッドストックが好きなこともあって、こちらもレジへ。

 そういえば、ちょっと前には同じくユニクロでビートルズの唄の歌詞がバックプリントされたTシャツも買った。

ビートルズTシャツ

 ぼくが買ったのは「アクロス・ザ・ユニバース」のサビのフレーズもプリントされたものだが、残念ながら他の種類はデザインが個人的にイマイチだった。
 ユニクロさん、来年は単純にビートルズのレコード・ジャケットをプリントしたTシャツを作ってくれないかなあ。それなら「プリーズ・プリーズ・ミー」から「レット・イット・ビー」まで全種類を大人買いしちゃうぞ。

 最後はユニクロではなく、近くのジーンズショップで買ったストーンズTシャツ。

ストーンズTシャツ

 これも正式なライセンス品だと思うけれど、近ごろはこの手のロックTシャツが普通にお店に並んでいたりする。ロック風味のTシャツ、流行なんだろうか。

 たくさんTシャツを買い込んだので、後は今年の夏が夏らしい天気(猛暑は困るけど)であることを願うだけだ。

 でも、このTシャツも気になるなあ。

| BEATな話題 | 20:15 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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スノー・クイーン-桜に白い雪

 季節はずれの寒気が、昨日から北海道のオホーツク海側に居座っている。
 冷たい雨はやがて雪に変り、5月半ばだというのに、家の周りはうっすらと雪景色。せっかく咲いたエゾムラサキツツジも、雪の冷たさで萎れてしまった。

エゾムラサキツツジ

 家の裏手にある小高い山に登ると、さらに雪は深く、真冬に逆戻り。
 白い雪の中に、桜が咲いていた。

桜に雪

 若い芽を吹き出したばかりの白樺も、雪に埋もれてしまいそうだ。

白樺にも雪

 天気予報によると、この週末は低温が続くけれど、来週の後半は最高気温が20℃を超えるようだ。
 この寒暖の差は異常だが、桜に雪が積もる様子は長い北海道生活の中で、初めて見る光景だった。


 ということで、今日の1曲は「Snow Queen」。作者であるキャロル・キングではなく、ロジャー・ニコルズ・トリオのカバーバージョンで。



 この「Snow Queen」(上の音源はシングルバージョンで、アレンジは異なるけれど)が収録されているロジャー・ニコルズの「Small Circle of Friends」も、ロックの名盤中の名盤だ。

B0006U8DQMSmall Circle of Friends
Roger Nichols
Rev-Ola 2005-03-08

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 1968年にリリースされたこのアルバムには、緻密でポップなプロダクションが施されている。しかし、サイケデリックが全盛の時代にはいかにも異質な存在だったようで、ヒットすることはなかった。
 しかし、カバー曲のアレンジの素晴らしさなどから、日本では密かに愛聴され続けたアルバムで、90年代に入るといわゆる渋谷系の人たちに強く支持されることに。

 そんな背景もある「Small Circle of Friends」だが、単純に良質のポップ音楽として大好きなアルバムだ。
 どこか懐かしいのに、決して古臭さを感じさせない曲の数々は、ぼくの音楽的な宝物のひとつである。

 最後にもう1曲。「The Drifter」を。



 これもヒットはしかなかったけれど、1969年にひっそりと生まれた名曲だ。

| ロックの名盤 | 16:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャロル・キング、伝説のデモテープ

 唄のうまさは、声量や何オクターブの声域、音程の正確さといった類のもので計るものじゃないと、ぼくは思っている。
 よく「私はこんなに声がでるのよ。私の上手な唄を聴いて」と得意げに歌い上げる歌手がいるけれど、その手の歌声に心が震えることは、ほとんどない。むしろ、少し頼りなげで、揺れる動く気持ちを表現できる歌声に魅力を感じる。

 数年前、大阪で観たキャロル・キングのコンサートは、今でも鮮明に覚えている。
 ホールに彼女の声とピアノの音が響いた瞬間に涙がこぼれてきた。あれほどまでに、ぼくの心を強く揺さぶった声は、これまで聴いたことがなかった。

 最近のキャロル・キングの声は昔に比べると、少しかすれやすい。ギターでいえば、クランチ気味の声になることも多いのだが、それが彼女の魅惑のトーンでもある。そして、クランチ気味の声を巧みにコントロールしながら唄う姿は、まさにプロフェッショナルだった。
 声量や声域、音程とは別の次元にキャロル・キングの唄のうまさはあるのだ。

 そんなキャロル・キングのデモテープ音源がリリースされた。

B007EM6FTWLegendary Demos
Carole King
Hear Music 2012-04-24

by G-Tools

 ファンの方なら知っていると思うが、彼女はシンガーとしてデビューする前に、ゴーフィ&キングの名義でソングライターとして多くのヒット曲を書いてきた。
 そして、その曲を売るため、著作権登録するために、多くのデモテープを作った。そのデモテープの出来があまりに良いので、業界の人々に密かに愛聴されていたというのは、今では伝説に類する話になっている。
 その伝説のデモテープを収めたアルバムが、これだ。

 1961年から1970年に録音されたというデモ音源の音質は、お世辞にも良いとはいえない。しかし、若々しい彼女のすっぴんの歌声には、やはり心を揺さぶられた。

 そして、13曲ありデモ音源の中で、ぼくが一番驚いたのが「It's Too Late」の素晴らしさだ。
 シンプルなアレンジの「It's Too Late」は「タペストリー」に収録されているバージョンよりも、この曲が本来持っている凛とした別れの場面に漂う瑞々しい切なさが感じられて、あまりに美しい。



 上に挿入した最近のジェームス・ティラーとのライブの「It's Too Late」も好きだが、本来この曲は彼女のピアノだけでしっとりと唄われるべきなのかもしれない。

 デモ音源ということもあり、すべての人におすすめできるアルバムではないけれど、キャロル・キングの歌声を聴き続けてきた人ほど、このアルバムの良さが分かるのではないかだろうか。

| キャロル・キング | 18:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハンドルネームのギターストラップ

 ぼくがコメントなど使っているハンドルネームは「woodstock69」。
 これは1969年に開催された音楽フェスの「ウッドストック」に由来するが、あえて「69」と加えているのは、イーグルスが「ホテル・カリフォルニア」の中の一節「ここでは、1969年からスピリットは切らしています」も意識したからだ。

 そんなハンドルネーム「woodstock69」が織り込まれたギター・ストラップを手に入れた。

ウッドストックのストラップ

 この「ウッドストック」のストラップ、数年前にプラネットウェイブスから発売されたのは知っていた。でも、わざわざ通販で取り寄せるほどのものじゃなく、どこかで見かけたら買おうくらいに思っていた。

 しかし、幸か不幸かそんな機会もなく、その存在すら忘れかけていたが、数日前に近くのハードオフに行くと「ウッドストック」のストラップ、4種類が新古品として並んでいた。
 ストラップは既に何本もあるのだが、実物を見ちゃうと我慢できるはずもなく「woodstock69」に加えて、赤い「3days」も買ってしまった。


 ハンドルネームのストラップを手に入れることができたのはうれしいけれど、右手の回復にはまだ少々時間がかかりそう。
 さすがにピックが手から落ちることはなくなったけれど、手首が硬いのでミスピックを連発するし、コードを刻むのも難しい。さらに、これまで半ば無意識にやっていたブリッジミュートも上手にできずに、余計な弦が鳴ったままだったりもする。

 それでも、再びギターが弾けるようになったは、大きな進歩。手首の痛みを感じながら、こちらもリハビリ中である。


 そんなわけで、今日の1曲はサンタナの「Soul Sacrifice」。



 あの時代にしか存在しかなった「熱気」を感じるウッドストックの名演である。

| エレキギター、再び | 18:23 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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追悼、レヴォン・ヘルム

 ザ・バンドのドラマーだったレヴォン・ヘルムが亡くなった。

ザ・バンドのドラマー、レヴォン・ヘルム、癌との闘病の末に逝去

 彼が喉頭癌を発病し、闘病生活を送っていたのは知っていたが、つい最近まで音楽活動をしていただけに、死去のニュースにはショックを受けた。

 ただ、悲劇的な死を思い起こさずにはいられないザ・バンドのメンバーの中で、レヴォンが多く友人たちに見守られて亡くなったらしいことを知って、ぼくは救われた気がした。
 そして「ラスト・ワルツ」以降はあまりに深い確執があったロビー・ロバートソンが、レヴォンの危篤の報を受けてニューヨークの病院へ急いだという話にも、涙してしまった。


 ザ・バンドというバンドは、不思議なグループだった。
 ロック界が百花繚乱だった60年代終わりにデビュー。様々な大輪の花や原色の造花が咲き乱れるなか、彼らは原野にひっそりと咲く美しい野性の花のようなのバンドだった。
 そして、20代後半で老成したかのような音楽を奏で、30代で「音楽という旅に疲れてしまった」と宣言して、解散してしまう。

 でも、彼らの渋いアルバムの数々が、ぼくは大好きだ。
 レヴォンが亡くなったことは悲しいけれど、ぼくはこの先も「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」や「南十字星」を聴き、「ラスト・ワルツ」の映画を見ながら、心豊かな時間を過ごすのだと思う。



 彼らの曲の中で一番好きな「The Night They Drove Old Dixie Down」を捧げ、心からレヴォン・ヘルムのご冥福をお祈りいたします。

| ロックの名盤 | 08:13 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

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ストーンズのお酒、でも禁酒中

 今回も半ば骨折ネタ。でも、この手の話は今しか書けないので、もう少しのおつきあいを。

 先月末に骨折、手術をしてチタンのプレートの入った右手はリハビリの成果もあって、少しずつは回復してきている。
 しかし、未だにお酒は飲んでいない。禁酒はかれこれ1カ月近く続いている。

 お酒は好きである。その味を覚えてからというもの、よほど体調が悪くない限りは飲み続けてきた。
 でも、近ごろは表で飲み歩いたり、悪酔いしたりすることも少なくなり、薄めのブラックニッカの水割り3~4杯を寝酒にする毎日だった。

 しかし、骨折の原因が酔っ払った状態での転倒だったせいか、お酒に酔うことに未だに抵抗感がある。酔うのが怖いのだ。
 「ビールの1本ぐらいなら大丈夫かな」とも思うけれど、風呂上りに飲んでいるのはノンアルコールビールである。骨折の前は「酔わないビールなんて意味ないだろ」と思っていたが、少なくとも気分を味わえる一缶は、今のぼくにはありがたい。
 お酒の味を覚えてから、1カ月近くも飲まなかったのは、もちろん初めてのこと。でも、50代を目前にして、長めの休肝日をとるのも悪いことじゃないだろう。

 とはいえ、このままストイックに禁酒を続ける気もなく、右手が全快に近づいたら飲んでやろうとは思っているのだが、さすがに量は減るだろうなあ。

 そんなことを考えていたら、こんなニュースが。

ローリング・ストーンズのマーク使った酒をシリーズ化
 サントリー、まずハイボールなど6月発売


 例のベロマークの入った第3のビールやハイボールはお店で見かけたら、まちがいなく買っちゃうだろうなあ。
 「5年もかけて、ミック・ジャガーら関係者から使用許可を得た」という記事には笑っちゃうけど、この夏には「ローリングホップ」をグビッといける状態に戻りたいもんだ。


 ってことで、今日の1曲は「Satisfaction」。



 ストーンズの映画「Let's Spend the Night Together」のラストの1曲。この曲の終わりで、キースがお酒のビン(ジャック・ダニエルズだろうか?)をつかみ、うまそうに飲むシーンがある。
 映画の公開当時、ぼくはこの姿にあこがれて、まだ買いやすい値段だった「アーリー・タイムズ」でマネをしてみたが、見事にむせてしまった。

 そんな思い出深い映画も、昨年末にブルーレイ化された。

ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー [Blu-ray]
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 レビューを読むと、これまでで最高画質らしい「Let's Spend the Night Together」を見たくなってきた。
 そろそろ、我が家もDVDからブルーレイにする時期か。

| ローリング・ストーンズ | 19:18 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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